タイヤコーカーン!
唐突に恐縮だが、男は2度、仮面ライダーに出会う。
まずは自分自身。そして2度目は自分の子供を通じで出会うのだ。
かくいう私は1度目よりも、2度目の方がハマった口である。
今、子供はもう仮面ライダーを卒業してしまったのだが、当時一緒に見ていたのが、仮面ライダードライブだ。
今や押しも押されぬ人気俳優に成長した竹内涼真氏が主役を務めた作品で、仮面ライダーなのに車をモチーフにしていた点も話題を呼んだ。
変身ベルトも、腕のバンドと腰のベルトから構成される異例の構造。
腕に車型の「シフトカー」と呼ばる装置を取り付けて動かすと、それと通信した腰のベルトが反応し、仮面ライダードライブへの変身音が鳴り、別の種類のシフトカーに交換すると、「タイヤコーカーン!」という声とともに、さらなる進化を遂げるという仕組みだ。
ちなみに、このベルトには、ベルトさんと呼ばれる人格が宿っており、主人公の相棒でもあるという驚きの設定だった。
そして何よりストーリーが良かった。ミューロイドという人造人間と敵対するが、最後は心を通わせる展開に釘付けになったものだ。未だに、スピンオフが作られており、その根強い人気が伺える。
って枕が長くなりましたが、スンマセン、今回の本題は、リアルなタイヤ交換の体験記です。
アメリカには日本のような車検制度がないのですが、年に1回はディーラーで点検してもらっています。
中古を買って3年経つのですが、ついにタイヤが磨り減っているので、交換した方がいい、という宣告を受けました。
さてはタイヤを売りつけようという魂胆だな、その手には乗らぬぞよ、と身構えたのですが、見てみると、確かに溝がほとんどなくなっています。
ディーラーのサービス担当者は「ウチだと高いから、COSTCOで買うと安いよ」とまさかの無気力発言。ちょうど、その週末にMammothへの長距離ドライブを予定していたので、慌ててタイヤを全て交換をすることにしました。
我が家はCOSTCOを愛用しているので、ウェブサイトで車種を入力して探したところ、店舗に在庫がなく、配送に5−10営業日もかかるとのこと。これでは間に合いません。
そこで、次に調べたのは、大手カー用品店のPep Boys
全米に800を超える店舗網を持つだけあって、ロサンゼルにもあちこちにお店があります。
そこのウェブサイトで検索すると、名前のよく知らないメーカーの激安タイヤがたくさん出てくるのですが、さすがに怖いので、有名メーカーのタイヤを選びました。しかし、タイヤそのものに比べて、100ドル超の工賃がかかるので、出来上がりは400ドル越え。ちょっと高い気がして、もう少し調べることに。
そして、結局選んだのは、Good Yearsのメーカーサイト。タイヤを選んで、付近の取り付け店舗でアポが入れられ、アポの日時までにタイヤを無料配送してくれるという仕組み。
Pep Boysで見ていたのと同じようなタイヤを選んでも、総額は50ドル以上安くて済みました。まあ、中間マージンがないので価格が抑えられるのかもしれません。
取り付け先もJust Tires というしっかりとしたお店で、指定した時間に行くと、ちゃんとタイヤも届いており、1時間程度で取り付け完了。無事に新しいタイヤでMammothに行くことができたのでした。
タイヤは交換をケチって安全を犠牲にするのは全くありえないわけですが、決して安い買い物ではないので、色々比較検討するのが大事だ、と改めて思った次第です。
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