アメリカでの乳幼児のお風呂は? | カリスマい夫婦の備忘録

アメリカでの乳幼児のお風呂は?

日本にいると当たり前で気付かないのですが、日本人は日本独特の「家庭のお風呂」での入浴に慣れていますよね。

大人はともかく、乳幼児の沐浴・入浴は海外ではどうしよう?

違いは何か?

1 バスルームの構造が違う(洗い場が無い)

2 親子で一緒に入らない(習慣、考え方の違い)

 

我が家の場合、1回目の駐在の時のバスルームは、

バスタブ有り

シャワーカーテン無し(自分で突っ張り棒を利用して取り付けた)

シャワーは壁に固定

でした。

子供はまだ首の座らない赤ちゃん1人だけ。

日本から引っ越し荷物と一緒に送ったプラスチック製のベビーバスが大活躍でした。

これはもう販売されていないようですが、やや大きめ、しっかり丈夫なプラスチック製で、栓があるので排水も簡単。

これをバスタブの中に置いてお湯をためて赤ちゃんを入れ、私は(着衣のまま)バスタブの外からしゃがんだ姿勢で洗ってあげました。シャワーは使わず小さな湯桶がかけ湯に役立ちました。

その子が成長し、座れる→立てるようになってからも、同じようにベビーバスにお湯をためて入れていました。なぜバスタブに直接お湯をためないか?それは

・お湯の節約

・バスタブの方お湯が早く冷めやすい

・バスタブでの転倒や溺れる危険を避ける(幼児は特に頭部が重いのでバランスを崩しやすく、事故が多い)

といった理由からです。

 

「ベビーバスはかさばるし邪魔になる!置く場所に困る」とお考えの方!確かに大きいのですが、この製品には写真ではわかりにくいですが、写真の左側の端に穴があり、そこに紐を通して、バスルームの壁のタオル掛けに引っ掛けていました。そうすると置き場所に困らず邪魔になりませんでした。

 

そして、そのベビーバスは2回目の駐在でも持って来ました。(安いのを現地で買っても良かったのですが、頑丈で愛着のある品だったのです!)

子供は2人に増えました。バスルームの作りは殆ど前回と同じですが、バスタブはシャワーカーテンではなく透明なスライドドアで仕切られています。

小学生になる上の子は手伝う必要すら無くなりましたが、何と…!まだそのベビーバスを利用しています。やはり、バスタブだと大きいのでお湯をたくさん使うし(LAは水不足なので節水を意識!)すぐぬるくなります。そして、高い位置に固定されたシャワーを浴びるのが嫌いなのだそうです(日本の大抵のシャワーのように、ホースがあるタイプでは無い。高い位置から落ちて来るお湯が痛いし怖いらしい)。大きくなったので、横たわると手足はベビーバスから出てしまいます。それがかえって一人で入浴中の溺死事故防止にもなります。(と、あくまでもベビーバスの使用に理由付けしたい私)

下の子は、上の子が小さかった頃と同じように、ベビーバスに一人で入り、私はバスタブの外から補助しています。

いや〜、ホント、このベビーバスは海を渡って大活躍です。船便で送る時は、このまま段ボール(大)に入れ、ベビーバスの中や段ボールとの隙間に他の細々としたものなどを入れるので無駄にスペースを取ることもなかったです。

それでも、さすがに次に引っ越す時にはサヨナラかなぁ…

断水の時に水を貯めるのにも活用!

アメリカ人の友人、知人に何気なく聞いてみると、幼児期に親と一緒に入浴したことは「皆無」で、バスタブにお湯を浅くためて座り、親に補助してもらっていた、というのが一般的なようです。

 

こんな製品もあるのですね!

でも、ベビーバスの方が断然お安く、設置も簡単!(置くだけ)

余談ですが、この製品について夫に説明していた時の上の子の面白発言…

私「バスタブを仕切ってお湯を堰き止めて…」

子「お湯の?咳を止めるの?」

私「お湯が半分で済むのよ」

子「お湯に住めるの??」

…この子の頭の中の「お湯」はどんなことになっているのか?

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