IN-N-OUTの秘密(その2):ヤシの木の意味(追記あり)
IN-N-OUTのドリンクの紙コップやポテトの入れ物にはpalm tree、つまりヤシの木が描かれています。
これは、創業の地であるカリフォルニアの象徴だから、と思っていましたが、実はそれ以上の意味があったのです。
(オフィシャルサイトより)
IN-N-OUTのお店の前には、どこでもヤシの木が2本、植えてあること、ご存知でしょうか。しかも、単に植えているだけではなく、2本はXを描くようにクロスしているのです。
とある店舗に行って、確認してきました。
お、確かに、2本のヤシの木が見える。
しかし、クロスしているのだろうか。もっと近づいてみよう。
おお!根元を見ると、ちゃんとXになっている!ちょっと感動。
さて、この由来は創業者ハリーがお気に入りの、1963年公開のコメディー映画、It’s a Mad Mad Mad Mad World 。
この映画では、4本のヤシの木がWの文字を形作って植えられている下に、宝が埋まっているという設定だったそう。
そのWの真ん中の2本がXの文字のようになっているのですが、これにちなんで、IN-N-OUTではヤシの木をXにクロスさせて植えているのです。
(こちらの記事にWのようなヤシの木が出てくる映画シーンの写真があります。)
https://gearpatrol.com/2012/10/26/the-oral-history-of-in-n-out-burger/
その心は、というと、、ハリーにとっては、IN-N-OUTのお店やバーガー自体が宝物であり、そんな宝の在り処を皆に知らしめたい、という思いがあったそうです。
IN-N-OUTファンとしては、この映画、気になります。
ちなみに邦題は「おかしなおかしなおかしな世界」。
ところで、余談ながら、X JAPANのYOSHIKIさんも、LAに在住とか聞くけど、このXのヤシの木の話ご存知かなあ。
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