便利なVenmo
ゆうじです。アメリカに来た当初、戸惑ったのがチェックによる支払い。
もちろん、その存在は知っていましたが、オンラインで支払えば楽なのに、わざわざチェックに手書きして、それを郵送したりする面倒臭さに辟易しました。
しかし、私の住むアパートでも昨年に、チェックによる家賃支払いを受け付けなくなり、e-checkという、実質銀行引き落としに移行するなど、目に見えてチェックの利用機会が減ってきました。
FRBの統計を見ても、Checkの凋落は一目瞭然。
ところで、米国の個人間の支払いで非常にポピュラーなのがVenmoというアプリを使った決済。
簡単に仕組みを説明すると、アプリをスマホにダウンロードして、アカウントを作り、米国の銀行口座に紐付いたDebit Cardを登録します。
すると、他のVenmoユーザーに対して、アプリを使って瞬時に支払いができ、銀行口座からお金が引き落とされます。コストは無料です。
ちなみに、上記でDebit Cardではなく、Credit Cardを登録して使うことをできるのですが、その場合フィーが取られます。
また、個人間の支払いがアプリを通じて、コスト無料でできてしまいます。支払いを受けた場合も、一旦はVenmoにプールされますが、やはり無料で銀行口座に送金することができます。
特に若い世代での普及が進んでいて、今やユーザーは3千万人に迫る勢い。”Venmo me.”という感じで動詞化すらしています。
私も頻繁に使っていて、例えば、同僚との食事で代表者がクレジットカードで払い、あとはVenmoで代表者に自分の分を送金する、という使い方をしています。
このVemno、元々ベンチャー起業としてスタートしましたが、その後PayPalに買収されています。
銀行口座への直接のアクセスを与えるので、セキュリティ面が非常に重要ですが、PayPal傘下という安心感はあります。
Venmo自身は一体何で儲けるのだろう、と思ってしまいますが、小売店やオンラインショップの決済手段としても使え、その場合は、お店側にフィーをチャージする仕組みになっているようです。
減っていくCheckと、増えていくVenmo。その両者を使っているわけですが、テクノロジーがもたらす変化の時代の真っ只中にいることを実感します。
こちらは、関係ないけど、なんか似ているvenom(笑)。
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