Shirakikuって何者?
日系スーパーでよく見る日本の食品のブランド「Shirakiku」(下記はブランドロゴの画像へのリンクです)
http://www.wismettacusa.com/wp-content/uploads/2011/12/Shirakiku_logo_Revised.png
正直にいうと、最初「Shirataki」と読み間違えていましたが、取り扱う商品の幅広さに、あれもShirakiku、これもShirakikuと驚くばかり。
オフィシャルサイトの下記に様々な取り扱い商品が並べられた写真がありますが、お米、冷凍餃子、カップラーメン、さきいか、おでんの具材、味噌などなど、実に様々です。
https://www.wismettac.com/ja/business/asianfood.html
Shirakikuって何者?ということで、すこし調べてみました(ググるだけですが)。
まずブランド名について。
大正10年に商標登録をしたプライベートブランド Shirakiku® は、今日においても有数の日本食ブランドとして認知されており、米国全土で広く親しまれています。
なんと大正に遡るとは。だから、レトロなデザインなんですね。
そして、このブランドを運営する企業は西本Wismettacホールディングス株式会社
年商1,800億円を超える日本の上場会社でした。明治創業で当時から日米貿易を手がけてきた歴史ある企業です。
上記オフィシャルサイトによれば、Shirakikuは同社の「アジア食グローバル事業」に属し、米国のみならず、カナダ、欧州、豪州、アジアでも展開しているとのこと。スケールでかいです。やはり米国での事業が一番大きいようです。
米国においては日本食販売最大手の一社として、約8,400以上のアイテムを販売しております
8,400!すごいアイテムです。なお、日系スーパーのみならず、(店舗で目にした覚えはないですが)アメリカのスーパーでも手広く販売しているようです。
でも、ShirakikuはいわゆるPB、プライベートブランドなので、これだけの商品を自社で製造しているわけではありません。
国内の食品メーカー、生産者と提携して商品を開発し、彼らに製造を委託し、名前の浸透したShirakikuブランドとして売り出しているのでしょう。
販売先として、スーパーとレストランも多いようです。米国問わず、海外で日本食レストランが急増していますが、そうしたお店にMade in Japanの食材を卸しているわけです。
言い換えれば、日本の優れた食品を世界に広げているわけで、なんちゃって日本食レストランも多い中で、本物の「和食」を売り込むという役割を果たしてくれているわけです。
Shirakiku、ますます応援したくなります。
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