ロサンゼルスでフォーのお店が大喜利状態になっている件
ロサンゼルスには思いの外、フォー(PHO)のお店が多い。街中を車で走っていても、しばしばフォーのお店を見かける。私もフォーは好きな方なので、けっこう色々ためしている。
けれども、今回取り上げたいのは、美味しいフォーのお店ではない。味は一切関係なく、店名が面白いところに注目してみた。
というのも、少なからぬフォーのお店が明らかに名前で遊んでいるのだ。さながら大喜利の様相を呈している。手始めにこちらを紹介しよう。
ストリートビューの+をクリックして、PHOのお店に寄ってみよう。
店名は「SIMPLY PHO YOU」。
いわずもがな、PhoとForを掛けているのだ。これは一番多いパターンかもしれない。でもこの店の場合、なぜSIMPLYが付いているのだろうか。メニューにフォーしかないのか、フォーに具がないのか、想像が掻き立てられる店名だ。
つづいてはこちら。右奥のお店にズームイン!
そう、店名は「PHOSHOW」。これにはちょっと考えさせられた。
Pho=Forという最初の例に従えば「For Show」となるが、これだと辞書的には「見かけだけの、ダミーの」という意味で、店名としてはなかなか致命的である。
なので、もうすこし調べてみると、ForではなくFoという解釈が浮上。「Fo Show」、つまり「For Sure」(もちろん)がスラング的に変化した形だと思われる。
(参照)https://www.urbandictionary.com/define.php?term=fo%20show
これなら、安心してお店に入れそうだ。
続いてはこちら。モールの看板に注目。
「PHOEVER」。もちろん「FORVER」を意味しているが、そのスケールの大きな店名の割に頼りないフォント、そしてPHO屋さんなのにBISTROと謳うあたりに、刹那的なものを感じてしまうのは私だけだろうか。
つぎは、私がリアルに通っているこのお店。右の看板をズームしてよく見てみよう。
そう「PHO 24」だ。これは「For 24」、つまり24時間営業ということだろう。たしかにあっさりめのフォーは朝にも合うと思うが、私が確認した限りでは、この店は24時間営業ではない。
ひょっとすると元々24時間営業だったが、経営上の問題から、止むを得ず短縮したのだろうか。それでも朝10時から翌朝4時まで長時間営業のお店である。
次はLong Beachへの遠征してみよう。看板をよく見てほしい。
PHO・GRILL・TEAという組み合わせも妙に気になるが、注目頂きたいのは左の円のロゴだ。
「123PHO」。
さすがにアントニオ猪木へのオマージュではないと思うが、この店名にダジャレ以上のメッセージがあるのかは、不明である。
最後はまだ新しいので、ストリートビューを見ても、違うお店(でもやっぱりPHO)しかでてこないこちらで締めくくろう。
「Cali PHO nia and Boba Story」
カリフォルニアに掛けてご当地感を醸し出している点は見事だ。andで繋がれたBoba Storyも何かに掛けているのか、単なる付け足しなのかは不明。ちなみにBobaは、ミルクティーとかに入っていて、日本でも大人気になっているにタピオカのこと。最近、ロサンゼルスでもあちこちにBoba Teaの看板を見かける。
さて、いかがでしたか?皆様も、面白くて、UnPHOgettableな店名のフォー屋さんを見かけたら、教えてください。味は一切不問、というか、お店に入る必要すらありません(笑)。
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