IN-N-OUTの秘密(その1):名前の由来
ゆうじです。
ロサンゼルスには、有名なバーガーチェーンが色々ありますが、我が家で絶大な人気を誇るがIN-N-OUTです。
昔から変わらないシンプルなメニュー、肉もポテトも冷凍させず、店舗で調理するこだわり、リーズナブルな価格など、そんな背景も知らずに子供たちが大好きというのは、ひとえに味が美味しいからでしょう。先日の子供の日も、何が食べたい?と聞いたら声を揃えてIN-N-OUTでした。
Double-Doubleを美味しく食べながら、IN-N-OUTのことが無性に気になったので、少し調べてみました。題して、IN-N-OUTの秘密。
秘密1:名前の由来
IN-N-OUT のNはANDです。素早く発音するとANDがNの音に聞こえるので、そのような表記になっています。カタカナで書けば、「イナナウト」といったところでしょうか。
で、なぜIN AND OUTなのか。直訳すれば「中と外」だけど、いまいちピンときません。
この名前の由来は、創業時に遡ります。IN-N-OUT BURGERは1948年にスナイダー夫妻がカリフォルニアのBaldwin Parkという地(ダウンタウンから、東に25キロほど)で産声をあげました。
その一号店は、開店から6年後に移転を強いられましたが、2014年に同じ場所にレプリカが作られています。バーガーは売ってないのですが、当時の店舗が再現されており、内外を見学できるとのこと。(聖地を巡礼したいけど、ちょっと遠いなあ)
で、この一号店、カリフォルニア州で最初のドライブスルーのバーガー店だったそう。
それまでのテイクアウト型のバーガー店は、駐車場に車を止めて、店員がオーダーを取りに来て、頼んだものを持てきてくれる、という流れでした。
スナイダー夫妻はそれがお客さんにとって不便だということで、車にいながら窓口でオーダーし、受け取る仕組みを導入。
これにより店舗に車で乗り入れて(IN)、すぐに立ち去れる(OUT)、すなわち、IN AND OUTというわけです。
この話からもわかるように、IN-N-OUTは創業から長らく、ドライブスルー専門店でした。これは、1979年に店内に飲食スペースを備えた21号店ができるまで続きました。
参考記事
https://www.rewindandcapture.com/why-is-in-n-out-burger-called-in-n-out-burger/
http://www.in-n-out.com/history.aspx
次回、はIN-N-OUTのトレードマークである「交差するやしの木」の秘密に迫ります!
<おまけ>
少し響きが似ているInside Out。
こちらは直訳は「裏表」という意味ですが、頭の中がまるで外の世界のように展開するストーリーゆえに付けられた名前だと思いますが、邦題はインサイド・ヘッドとなっています。
いつだったか飛行機の中で見たのが最初でしたが、人間の感情や記憶についての斬新で鋭い捉え方と、緊張感あるストーリー展開に引き込まれました。
さらに余談ですが、先日、ディズニーランド・カリフォルニア・アドベンチャーランドに行ったら、Inside Outのアトラクションが建設中でした。下記オフィシャルサイトによれば、この夏にオープンとのこと。
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