『COCO』(邦題『リメンバー・ミー』)について | カリスマい夫婦の備忘録

『COCO』(邦題『リメンバー・ミー』)について

以前の投稿でDisney映画の『COCO』(邦題『リメンバー・ミー』)を見に行ったことをお伝えしましたが、日本では2018年3月16日公開とのこと。オフィシャルサイトはこちら

今回は日本で公開されたら見ようかなあと、考えている方に、ネタバレしない範囲で、ご紹介。

テーマは、「死者の日」という、ラテンアメリカ諸国、特にメキシコで盛んな祝日。11月1日、2日に祝われ、この日には死者の魂が還ってくるとされています。かぼちゃを飾ったり、仮装したりと、ハロウィンとも似ていて、ルーツも近しいものがあるそうです(Wikipediaを参照)。

「死」をテーマにして、大丈夫なのかDisney‼︎と思いそうになりますが、オドロオドロしさをは無く、明るく朗らかで、コミカルでさえあります。これは、この映画だけでなく、「死者の日」の特徴のようです。ウチの娘も、怖がるかな、と思っていましたが、全く問題無く観れたもの、この明るいノリ(と与えられたヨーグルトの美味しさの)お陰かもしれません。

「死者の日」も含め、映画全体から、日本からは、なかなか見えてこない「メキシコ」や「ラテンアメリカ」の文化が垣間見れる点が、巷にあふれる「架空ワールド」の映画にはない、大人目線での面白さだと思います。

ストーリーですが、3文で紹介すると、

「ある理由」から音楽が一切禁止の一家に育ちながらも、音楽に魅了されてしまった主人公のミゲル。死者の日の音楽イベントに、家族の反対を押し切って、参加しようとして取った、ある行動をきっかけに、ミゲルは死者の国に紛れ込んでしまう。ご先祖様を巻き込んで、音楽をめぐる一家の謎を解き明かす冒険が始まる!

という感じでしょうか。音楽が重要な要素なわけで、随所に音楽が出てきて、どの曲もいいなあと思っていましたが、音楽担当は、「Let It Go」を手がけた夫妻なんですね。

死者の日は、死んだ祖先が年に一度還ってくる、という点でお盆と似ているわけですが、国も文化も違うのに、先祖との向き合い方に共通点が出てくる、というのは人類の根源的なものを示すようで、興味深いところです。

この日本との対比という意味で、お勧めしたい映画がもう一本あります。『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』です。オフィシャルサイトはこちら。アメリカでは2016年公開でしたが、日本は2017年11月公開、現時点でも劇場で観れるようですね。

『KUBO』のキーワードも、「家族」「音楽」「死」そして「お盆」。『リメンバー・ミー』との共通点も多いですが、もう少しシリアスなトーンで、ノリというか文化の違いがよく出ていると思います。

話が逸れましたが、纏めますと、この『リメンバー・ミー』。興味深いテーマ、引き込まれるストーリー、素晴らしい音楽、ちりばめられたユーモアとどこをとっても、よくできてます。

たまには家族で映画館に行こうかな、という方にオススメ!

おまけ:

予告編であのピーターラビットの実写版(パロディ?)があったのですが、よく原作関係者の許可取ったなという感じで、気になってます。http://www.peterrabbit-movie.com

 

 

 

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