ビジネスに大切なことは全てキッチンで妻から教わった(2)
どうも、ゆうじです。以前にこのような記事で、男性もキッチンに入れば、ビジネスに通じる学びがある、という話を書きました。
先日も大きな学びがあったので、お伝えしたいと思います。
皆さま、コレをご存知ですか?そう、ソープディスペンサーと呼ばれるもので、中にとろりとした液体の石鹸が入っていて、手を近づけると、自動で出てくるというアイテムです。
本体に触れる必要がないので、汚れた手で触り、石鹸やディスペンサー本体が汚れてしまって不衛生、細菌繁殖という、本末転倒で残念な事態を避けれるのがメリットです。
我が家にも洗面台に置いて愛用していたのですが、あるとき、キッチンでお皿を洗おうとしたら、2台目のディスペンサーが目につきました。
「ふむ、キッチンでも料理の後で手を洗うので買ったんだね」と思いつつお皿洗いにに取りかかろうとすると、食器用洗剤がありません。なのであっちゃんに、「あれ、洗剤切れちゃったの?」と聞くと、私的には今年1番の衝撃の一言。
「そのディスペンサーに入ってるんだよ」
「へえ、かしこいねえ」と軽く流しましたが、そのとき、私は内心、大変な衝撃を受けていました。
食器を洗う時だって、洗剤のボトルを触る手は汚れているわけで、なるべくボトルを触りたくありません。
しかも、食器用洗剤は、このディスペンサーに必要な「とろりとした液体」そのもの。
商品自体は、手を洗ったり、あるいはシャンプーを入れるように設計されていますが、キッチンで使えないとは誰も言っていません。
あっちゃんは、普段の家事をこなす中で、食器用洗剤を使う上での課題を感じていて、ディスペンサーを使って手を洗っているうちに、その洗剤、じゃなくて潜在能に気づいたのでしょう。
何か特定の用途で有用なものを、別の何かに応用する。これは、ビジネス成功の秘訣でもあります。
例えば自動改札機の開発者も、川を流れる落ち葉を見て、切符がどのような向きで差し込まれても、ちゃんと処理できる仕組みを思いついた、というエピソードを昔プロジェクトXで見ました。
頭を悩ませる仕事のヒントは、何気ない暮らしの中、とりわけキッチンの中に潜んでいるかもしれません。
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