カリスマい事件簿(1):警官に追われる!?
だいぶ前のことになりますが、家の近所の住宅街で車を運転していたら、ルームミラー越しにパトカーが自分の後ろにいることに気づきました。何度か道を曲がるもパトカーはぴったりとついてきているのです。
しかし、「止まりなさい!」などと指示されることもなく、追跡されるような理由も心当たりがないし。パトカーが短くプォンプォン!と鳴らしたようだったので、車を右側に寄せて停車しました。すると、警官が私の方に歩いてやって来て何か話しかけているので、指示通り窓を開けて、かなりびくびくしながらも口から出た言葉は
「What did I do?」
すると、警官は
エンジンを切る→キーを抜いてハンドルの向こうに置くよう指示。
その通りにすると、次は
免許証、自動車の登録証明を出すよう指示。
それぞれ出して窓から手渡しました。警官はそれらを確認し、無線でなにやら連絡を取っています。その間、エンジンを切って暑くなってきた車内でじっと待ちます。後部座席に乗せていた下の子は静かにしていました。
警官は確認が取れたようで、渡したものを返してくれました。そして、説明してくれたのは、最近、小学校をフェンス越しに覗いている不審な女性がいるとの通報があったとのことで、その容姿や車種が私と同じだった、ということで確認されたようです。
…あの~。それ、私です。子供がキンダーに先週から通い始めて、様子が気になったのでスナックタイムに校庭に出てくる時間を見計らってフェンス越しに見ていたのです。
そ…そんなことで通報されるのか!?犯罪多発のLA市警、もっとやらなきゃいけないこと沢山あるでしょう!?ともやもやしつつもその事情を話したら、覗いていたことを注意されるでもなく、
「暑い中、協力してくれてありがとう!」と、解放してくれました。
ホント、心臓バクバクの体験でした。こちらの警官さん、体格良いし。
そのことを子供のお迎えの時にクラスの東欧出身のお母さんに話したところ、その方も、夜に一人で運転していたら静かに追跡されて同じように止められて確認されたことがある、と。それは特に理由らしいものはなかったようですが、その方は、警官とは正対して話すのが礼儀かと思って思わずドアを開けて車から出ようとしたら、「出るな!」と激しく注意されたそうです。
帰宅してからいろいろ検索してみると、警官に停車の指示をされた際には
*乗ったままじっとしている
*両手はハンドルに乗せる
*指示される前にバッグやダッシュボードに手を伸ばさない
*ケータイにも触らない(同乗者も同じ)
といった注意点があるそうです。確かに、銃社会のアメリカは警官も自分の命を守るために相手の怪しい動きには敏感に反応するのでしょう。私はたまたま、NG行動をしなかっただけですが何事も無くて良かったです。
以来、何もやましくないのに道路でパトカーに遭遇するとびくびく・ドキドキしてしまいます。
皆様も、NG行動にはお気を付け下さい!!
それと、アメリカでは誘拐事件が多いので、学校を覗く不審者がいると通報されちゃうのですね…そちらもお気を付け下さい。
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